ドネーションポーチの売上は、製造原価(送料含む)を除いた全ての金額を保護猫活動をする団体に寄付させていただきます。
□今回発売の 『宇田川湯』×『CAT IN DA HOUSE!』ドネーションポーチでコラボさせていただいた、銭湯『宇田川湯』を家族で営む山村幹子さんにお話をうかがいました。
大都会のど真ん中、東京都世田谷区の北東部に位置する、世田谷区羽根木(はねぎ)にある『宇田川湯』(うだがわゆ)という下町情緒の残る銭湯があります。この家に生まれ育ったのが山村さんです。
銭湯のお仕事は、湯船やシャワーなど浴室内で使用するお湯を沸かすことから一日が始まります。
開店前には脱衣所の清掃を済ませ、開店後は受付(番台)をしながら浴室や脱衣所で安全に入浴できているか見守る役割を果たしているとのことで、多岐に渡り毎日とても忙しくされています。
□そんな忙しい毎日のなかでも、束の間の楽しみがこの『宇田川湯』にやってきた猫ちゃん達を愛でること。
猫ちゃんたちとの出会いは色々で、近所の元野良猫ちゃんや、飼育放棄された猫ちゃんを保護したそうです。
「幼い頃、姉が連れて帰ってきた、1匹の子猫を育てた事がひとつのきっかけとなり現在に至ります。幼少期に始まった猫との暮らしから、はや数十年、いまも猫に囲まれ暮らしています」
子供の頃のお姉さんと体験した素敵な出会いに始まり、辛いお別れもあったそうですが、現在は4匹の猫ちゃんと楽しく暮らしている山村さん。
□銭湯を営むお家ならではのエピソードも。
「お風呂のお湯を沸かす釜場がとても暖かいんです。この辺の野良猫は暖かい場所を求めてウロチョロしていて、見つけたウチの釜場が、猫ちゃんの集いの場になって居ます」
□保護猫活動支援への取り組み、保護猫ちゃんに対する思いを語ってくださいました。
「我が家の猫がご飯を食べて、お腹いっぱいになって横になっている寝姿を見ると、とても幸せそうなんです。ウチの子だけじゃなく、1匹でも多くの猫に、お腹いっぱいごはんを食べて安心して暮らして欲しいです。その為には、やさしい家族に出会ってもらえればと願ってます」
「このポーチを通して寄付する事で、保護猫支援になります。みなさま、是非ご協力をお願いします」
□今回のドネーションポーチにプリントされた茶トラ猫の『ぼっちゃん』についてうかがいました。
ぼっちゃんとはお名前でしょうか?お坊ちゃん?
「ぼっちゃんはもともと、羽根木(はねぎ)界隈の野良猫だったんです。今ウチにいる4匹の中のひとり。
ぼっちゃんが外猫の時代には、ぼっちゃんともう1匹の猫がウチの敷地内に遊びに来ていたんです。」
「最初はもう1匹の方にご飯をあげていたんですが、その子がご飯をもらっている様子を見た『ぼっちゃん』が、その子を真似して玄関先で ”ごはん待ち” をする様になったんですね。それが『ぼっちゃん』との出会いです。約4年前の事です」
「ちなみに、『ぼっちゃん』は通称で、正式名は『ボス』です。
保護した当初は普段から、お前のものは俺のもの! 俺に触ったら痛い目みるぜ! といった、我が物顔の立ち振る舞いでした。
眼光も鋭く、まわりに睨みをきかす顔立ちに思わず家族が『ボス』と名付けたんです」
「ですが、今では誰も彼を『ボス』とは呼びません。ウチに来てからはすっかり甘えん坊になってしまい、睨みをきかすどころかむしろ鈍臭い猫になりました。彼は今やみんなから『ぼ』と呼ばれる始末です」
□『ぼ』なんて、可愛いですね!山村さんありがとうございました。
銭湯『宇田川湯』
湯船に浸かりながら自然風を感じる事ができるお風呂家。
42度前後の熱湯に浸かれば身体も心もスッキリ。
環七の羽根木交差点から東松原方面に進んで間もないところに位置する『宇田川湯』。
新代田駅と東松原駅のちょうど中間にあります。
自然光のさす、掃除の行き届いた明るい店内で、爽快感が満喫できる銭湯。
近隣の方はもちろん、羽根木公園でのお散歩帰りや自転車に乗ってわざわざやって来るお客さんもいるそうです。
高い天井と広い浴槽で「ゆったりお湯につかれる」開放感も好評だとか。
昔ながらの番台があり、銭湯絵師・中島盛夫氏のペンキ絵もあります。
『せたがや銭湯ガイド』より引用
〒156-0042
世田谷区羽根木1-14-1
・営業時間
15時50分 から 23時
・アクセス
井の頭線 新代田駅/東松原駅、京王線 代田駅から徒歩7分
定休日
月曜、金曜、第3土曜
https://twitter.com/sento_udagawayu
https://www.setagaya1010.tokyo/guide/udagawa-yu/
¥1,650